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さて、前回は「ベイトフィネスに必要性を感じるキッカケ」を書きました。今回は、現在自分がどのようにしてベイトフィネスを使っているかをご紹介します。

ZPI“でベイトフィネススプールの開発が本格化したのが2009年でした。当時はまだベイトフィネスがそれほど一般化しておらず、「軽いリグはスピニングで」というのが大半の意見でした。
確かにその意見は間違っていません。
しかし、ベイトフィネスがスピニングよりも有利な状況があることも間違いありません。

例えば、ショートディスタンスでのキャスト(ピッチングやフリップ)では、精度的にはベイトフィネスが上です。トラブルレスということを含めると、1日のキャスト回数も格段に上がるので、結果、釣果が付いてくるといった感じです。


地元三瀬谷ダム戦で実感したBFCの必要性

これを実感できたのは、地元の三瀬谷ダムでジグヘッドリグ(1.8g)をひたすら投げてテストしている時でした。まだ、プロトタイプでのテスト段階だったので、トラブルが本当に無いかと言われればそうでもありませんでしたが、その後にブレーキやスプールが改良されてBFC901が誕生します。
 そのBFC901を装着してのデビュー戦は2010年のマスターズ第3戦(三瀬谷ダム)でした。
プリプラの時点では、数は釣れるもののサイズが上がらずに、勝利に繋がるパターンも見つからずに困り果てていました。そのままだと優勝どころか、30位にも入れなさそうな感触。
 そんな状況の中で、唯一光明が見えたのが、前出のベイトフィネスにおけるジグヘッドパターンでした。
微妙ながら、釣れてくるサイズが他のライトリグよりも良かったのです。守りの苦しい展開ながら、何とか18位という結果をもたらしてくれたのです。

 ところで、この時ですが実はジグヘッドをピッチングではなく、キャスティング(それもフルキャストに近い)で使っていました。大半の方はピッチングで使っていたのでは?と思ったんじゃないでしょうか?
ベイトフィネスの最大の利点は「取り込み」にあると思います。
まず、フッキング。スピニングよりも強いフッキングが出来ます。ガッチリ掛かっていればそうそうバレません。次にバスのサイズにもよりますが、「ゴリ巻き」が出来ます。特に遠くで掛けたバスは可能な限り早く寄せたい。やり取りが長くなればなるほどバラしのリスクが増えますからね。従って、私の場合はショートディスタンスのピッチングもメソッドの中には当然含みますが、ライトリグや軽量ミノーのフルキャストがかなり多いです。
この「取り込み」は3〜4ポンドを使うスピニングより、5〜10ポンドを使用するベイトフィネスが圧倒的に有利です。

「食わせ」のスピンング、「取り込み」のベイトタックル。

そこへ両方のちょうど良い妥協点を見出したのが現代バスフィッシングにおける「ベイトフィネス」という中間カテゴリーではないかと思います。

次回はもう少し突っ込んだリグ単位での使用法などをご紹介したいと思います。




 
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